投資家のみなさんに質問ですが、「四季報」って読んでますか?本屋にある分厚いアレです。投資を始めた方なら一度は手に取ったことがあるかもしれません。
でも正直、四季報って読みにくいですよね……。以下のように思っている方も多いはず。
- 投資初心者には難しい
- 文字ばかりで見にくい
- 情報量が多すぎてどこからみればいいか分からない
- 手っ取り早く今勢いのある銘柄を知りたい
- 見るのは大変だけど、重要なデータがたくさん載っているから見ておきたい
そんな方におすすめなのが「四季報プロ500」。四季報プロ500は、とても見やすくまとめられていて、上記の悩みをすべて解決してくれる優れものです。
今回は、投資初心者に「四季報プロ500」をおすすめする理由を解説しますね。※記事内にPRを含みます
四季報プロ500とは
そもそも四季報プロ500は、上場企業のなかでもプロが厳選した500銘柄に絞って紹介されているものです。内容は一般の四季報と同じように、業績や各指標、今後の展望などが書かれています。
四季報と違うのは、グラフや表がふんだんに使われていて、雑誌形式に見やすくまとめられているところ。
とにかく見やすいので、投資初心者には特におすすめ!
発売されるのは四季報と同じく、3月・6月・9月・12月の年4回。価格は1,600円程度で、四季報(ワイド版)の半額以下とお手頃価格です。
ちなみに筆者も毎回購入しています!
四季報プロをおすすめする理由
なぜ投資初心者に四季報プロがおすすめなのか、5つの理由を紹介しますね。
とにかく分かりやすい
チャートはもちろん、グラフや写真がたくさん使われていて視覚的に分かりやすいです。
■掲載例
初心者のうちは、それでも分からないことがあると思いますが、いろんな銘柄を見て比較しているうちに相場感が分かって内容が頭に入ってきます。
はじめのうちは四季報プロ500を見ているだけでスゴい勉強になりますよ!
すでにプロが厳選している
本命銘柄50社、期待銘柄200社、注目銘柄250社と、プロが選んだ500銘柄しか載っていないので、明らかな地雷銘柄やハズレ銘柄は載っていません。
上場企業は約4,000社もあって、それを全部見るのは相当手間だし、中には業績ボロボロの会社や初心者が手を出すべきでない銘柄もたくさんあります。本書には基本的にそういったハズレ銘柄は含まれていないので銘柄選定の時点で“明らかなボール球”に手を出さなくて済みます。
初心者のうちはこのストライクゾーンを判断するのが難しいので、ハズレ銘柄が除外されているのは非常に助かりますね。
500社といっても一般の人は知らない会社も多く、自分の知らない会社を知れたり、業務内容や業績を知れたりと、いろいろなことを勉強できるので、見てるだけでもけっこう面白いですよ。
一覧性がある
本書は1ページの中に必要な情報が過不足なく入っているので、パッと見で必要な情報がスッと入ってきます。
主要な指標をランキング形式でまとめていたり、業種別の業績も簡潔にまとめられているので、その辺りも見やすいですよ。
書いてある一つ一つの内容はネットで検索すれば調べることができますが、パラパラとページをめくって見たいところだけを見れるのは、情報収集の時短にも繋がってうれしいポイントですね。
注目のテーマが分かる
雑誌の冒頭に注目テーマについてまとめられているので、これから伸びていく業種や銘柄を予想できるようになります。
■掲載例
今後の経済の動向やテーマに合った具体的な企業が書かれているので、投資をやっていない人にもおすすめです。
筆者も本書を読むようになってから、経済について関心を持つようになり、一般の人よりも詳しくなりました。
社会人として、知らないよりは知っていた方が断然いいですからね!
普段からいろんな銘柄を追いかけなくても、最新のトレンドや経済ニュースが分かるので毎度勉強になります。
投資家目線が分かるようになる
一つ一つの銘柄に銘柄の特性や株価の見通し、記者のチェックポイントが記載されているので、プロの投資家の考え方が分かるようになります。
最初のうちはデータだけを見てもよく分かりませんが、コメントやプロの予測を見ていくうちに投資家としての考え方が徐々に身につきます。
■掲載例
もちろん書いてある予想がハズレることもありますが、そのうち自分でも考えるようになり、自分なりの考え方や投資パターンができてきますよ。
まとめ
今回は「会社四季報 プロ厳選の500銘柄」をおすすめする理由を解説しました。
普通の四季報を買ってじっくりと読むのもいいですが、時間がない人や投資初心者は本書で十分です。投資家でなくてもとても勉強になるので一見の価値はありますよ。気になった方は一度手に取ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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